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先日、会員様に(正確な表現とは少し違っているかもしれませんが)

「読んだ本で、元気が出るようなものがあったら教えてください」との
お声かけをいただきました


とっさに思い浮かんだのは奥田英朗さんの「サウスバウンド」という小説でした

小学生の少年がある事件をきっかけに父や母の今までに見たことのない姿を通して
家族愛や少年の成長を描いた活劇的な展開の小説で、映画化もされました

去年本の冒頭に出てくる、この少年の遊び場となっている
「中野ブロードウェイ」にも行って、この小説の前半のバックボーンになっている
街の空気感も実感してきました

前半では少年の日々の閉塞感のようなものが表現され
後半は一気にそのもやもやが突き抜けるような爽快感のある展開が
とても気に入ってる、大好きな本です

今までに3回読んで
そのたびに人の生き方は自由なんだなと再確認させてくれます


昨日観た映画 「WOOD JOB」

正直あまり期待してはいませんでした 
内容はおそらく想像どおりに展開するんだろうと思えましたし
実際そうでした(^^)

でも、観ている時間この映画の中に一緒にいさせてくれるような安息感や

そして「あまちゃん」にも感じた地域に暮らす人たちの姿にみるコミュニティへの憧れ
みたいなものを掘り起こしてくれて、とても居心地のいい映画でした

主人公は高校を卒業したての青年ですが「サウスバウンド」と同じく
男の子が成長する姿を描いている作品という点で共通する清々しさを感じる作品でした

こういう映画を観るといままでの自分の人生の選択について振返るきっかけになります

おすすめです

2014/05/12(月) | 未分類 | トラックバック:(0) | コメント:(1)

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よさこいっこ

『No title』

二宮君の感性は大学生の頃のままですね。
本、読んでみたくなりました。

2014/05/19(月) 21:31:56 | URL | [ 編集]

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