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先日教えてもらったゲーム

先週、ノマドクロスを利用していだいている方からトランプを基本にした
オリジナルのカードを使ったゲームを教えていただいた


4人でやるゲームに、私を除いて経験者の方が4人、計5人で開催となった


一般的にゲームと言えば

複数人でやるのであれば誰かが「勝ち」であとは「負け組」となるか

もしくは「トップ」から「ビリ」まで順位がつくことがゲームの決着だろう

しかしこのゲームは4人全員で一つの目的を達成したときがコンプリートとなる

誰一人おきざりにしても残り3人の目的には到達しないのである こんなルールは

およそゲームと呼ばれるもの(一人遊びを除けば)では希有ではないかと思う



それはおそらく社会、経済、教育など私たちが生きていく中で対面する出来事が

ほとんどの場合、勝ち負けや、順番がつくことで決着がつけられているのであって

ゲームの世界でも必然としてそのことが求められるのがいたって自然なんだと思う



一方でこんなこともある

1972年、極寒のアンデス山脈に航空機が墜落し、死亡した同じラグビーチームの

仲間の肉を食べて16名が生き延びた、72日間

最近ではチリ鉱山での落盤事故で33名が生還した、69日間


彼らの目的は誰一人欠けることなく元の場所に戻ること 

そのことが唯一無二、成功と言える結末なのである



運動会のかけっこで順番を決めないことの是非を問われることがあった

どのルールでやるか、そのこと自体はその園なり学校の長が決めればいいこと


ではそう決めた理由なり目的を、将来きちんと子供たちが理解できるように

教えることこそが大事なのだ



生きていくためには時に競争やなんらかの犠牲を強いることもある

しかし協力や支え合うということが必要とされる場面もある

これもまた人生で必ず出会う局面である


たががゲーム、されどゲーム こんなことを思った時間であった

2013/10/21(月) | みちくさ | トラックバック:(0) | コメント:(0)

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