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「新式」と「旧式」

先日、分散登校が始まった小学校の様子
がニュースで紹介されていました

先生は生徒達に、とるべき行動について
いくつかの注意点を伝えていました
その中の一つは…

「人に物を貸してはいけませーん」

感染すれば死にも至りかねないウイルス
注意を怠ることができないのは間違いは
ありません

しかし、人間が人間らしくあることに
躊躇しなければいけない社会の何が幸せ
でしょうか

厚生労働省は「新しい生活様式」という
実践例を提示しました この「新しい」は
これからずっと普遍的であるという意味
なのでしょうか

いままでの「当たり前」はもう「旧式」
であって、後戻りできないのでしょうか
非常識?

正面での会話は憚れて
買い物は「一人で行く」ことが推奨され
多人数での会食は避けなければいけない

この「新しい生活様式」の公式文書の
どこにも期限は示されていません
マスクを外してもいい日はいつくるの…
もしかしたら永遠に来ないの…

顔や表情が見えずに
人はどうやって相手を信頼し、
どうやって恋が芽生えるのでしょうか

決して感染症をあまく見ているつもりは
ありません 今はまだ我慢の時であるこ
とも知っているつもりです

ただ感染症を抑え込む過程の中で誤った
導きだけはしてほしくないと思います

冒頭の先生の言葉は
優しい気持ちで人に物を貸してあげる、
という価値観をいとも簡単に崩壊させて
しまいました

ウイルスが付着しているものを貸しては
いけないのであって、付着してなければ
貸してあげるのが当たり前です

そういう時は先生に相談してね
先生が除菌してから貸してあげてね、と
言えばいいことだと思います
貸してあげたいという気持ちが初めから
否定されることはあってはなりません

「新しい生活様式」についても項目ごとに
何らかの期限を示して提示することで人に
目標を与え、頑張る気持ちを醸成できる
前向きなツールに変えることができるのだ
と思います 今は悲観的にしか読めません

手洗の習慣は未来永劫続けていけばいい、
でも将来マスクをしていない人がそのこと
で白い目でみられる社会は違うと思います

いつか国のリーダーが、かつて福島の野菜
を食べてみせたように、マスクをゴミ箱に
投げ捨てるパフォーマンスも必要なのかな
と思ったりもします

人が人を疑心暗鬼に見ることが推奨される
事例集を無期限で提示することが人の心と
身体の健康につながるとは到底思えません

いつかきっと、楽しく笑いあえる
「旧式」の社会が戻ってきますように!!

期待をこめて…


*「先生」の発言につきましてはあくまで
TV上に切り取られた場面だけを元にして
おりますので、その前後に詳しい説明等が
あったかもしれません

2020/05/22(金) | 未分類 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

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